ここを訪れた方の疑問が少しでも解決できればいいなと思ってます。
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【DIY】台風でトタン屋根がはがれたので屋根材「リッジウェイ」を張ってみた

リッジウェイDIYアイキャッチDIY

2019年9月9日、台風15号の暴風雨で、自宅の屋根がはがれてしまいました。

すぐさま業者に連絡して見積もりを立ててもらったものの、金額が高い上に同じように被害を受けたお宅がたくさんあり、すぐには修理できないとのこと。

しかし、雨の多い季節なのでそんなのんびりと修理を待ってられない!

というわけで、自分で修理してみることにしました。

素人施工なので、お世辞にもきれいにできたとは言い難いですが、約10分の1の値段で修理できたのでかなり出費は抑えられたと思います。

もし、ご自分で屋根の張替えを検討されている方は、参考にしてみてください。

自宅の被害状況

築60年くらいの古い家なので、元々ほんの少し雨漏りがあったのですが、台風で屋根がはがれたおかげで家の中で傘を差さないといけないくらいの雨漏り。

もうびしょ濡れの廊下を見て途方に暮れてしまいました。

さて、どんな感じで屋根がはがれたかというと

はがれた屋根

台風の日はもちろん、次の日も雨だったので雨漏りしまくりです。

雨漏りというか、もう家の中で雨が降っている状態。

トタン屋根が完全にはがれてしまっているので、まぁ当然といえば当然なんですけど。

幸いだったのは、うちの屋根は半分トタン屋根、半分瓦屋根なので、瓦屋根のほうはあまり被害が無かったということ。

しかしながら、トタン屋根のほうは一階まで雨漏りしてしまったため、早急になんとかしなくてはなりません。

とりあえず応急処置

まず台風の次の日、屋根の端っこに丸まってしまったトタン屋根がいつ落下するかわからないという危険な状態のため、消防署に連絡して屋根の上から撤去してもらいました。

ただ、家の周りに電線がなどが多く、それが邪魔で地面まで下せなかったため、とりあえず隣の家のベランダに下ろすことに。

消防署としては危険な状態を回避するところまでがお仕事のようなので、まぁいたし方ないですね。

とりなりの家のおばちゃんに許可をもらい、ベランダに撤去したトタン屋根を置かせてもらいました。

これは後日なんらかの方法で地面に下ろさなければいけませんね。

次に屋根の修理ですが、業者に頼むとしても、自分で修理するにしてもすぐにはできません。

なので一旦天井へ養生シートを貼り、雨水を数か所のバケツなどに集まるように細工しました。

雨漏り養生

ヘタクソですが、これで一応は床がびしょ濡れになることは防げます。

上記はトイレの写真ですが、これを雨漏りしているすべての天井に取り付けました。

業者に依頼した屋根修理見積

仮設工事

名称数量単位単価金額
外部足場 架払145.00850123,250
飛散防止ネット145.0012017,400
前面足場 架払1.0050,00050,000
隣家屋根コンパネ養生1.0035,00035,000
場内小運搬1.0040,00040,000
資材搬出搬入費用2.0015,00030,000
合計295,650

屋根葺き替え工事

名称規格数量単位単価金額
屋根 縦平葺きGL 鋼板 0.4mm45.006,200279,000
下葺材アスファルトルーフィング 2.k45.001,20054,000
軒先・ケラバ・カラクサ
22.502,20049,500
コンパネ12mm45.003,600162,000
破風板16.504,50074,250
瓦部取合い板金納め
1.00ヶ所30,00030,000
雨押さえ水切り3.00m5,50016,500
軒樋半月 10516.50m4,20069,300
集水器4.00ヶ所3,50014,000
縦樋60Φ32.00m3,700118,400
波板ポリカ6尺 加工共5.007,00035,000
発生材処分費既存廃材処分含む1.0065,00065,000
合計966,950

すべての合計が税込みにすると150万円くらい!

雨どいは外れてるだけなのに全部取り換えるような見積もりだし。

ほかの業者さんに見積もりをお願いしなかったので、これが高いのか安いのかイマイチわからないですが、とりあえずそんなお金はうちにはありませんw

かといって屋根がはがれた部分の下の部屋は雨が降るたび水浸しになるため、直さないわけにもいきません。

家族と話し合い、会社の同僚にも相談し、その結果なんとか自分たちで直してみようということになりました。

自分達で安く直すので、とりあえず雨漏りさえしなければOKというスタンスで進めていきます。

屋根材を選ぶ

今回のメインとなる屋根材です。

ガルバリウム鋼板

色々あるのですが、最初は元の屋根と同じような見た目のガルバリウム鋼板の屋根にしようと思いました。

最近でも割と見かける素材です。

こんなやつ。

ガルバリウム鋼板の屋根参考:https://www.yanefukikaekakaku.net/5_product_manufactures/

特徴は、なんといっても安い!

だけど大きいので屋根の上まで上げるのが大変そうだし、ホームセンターで買って軽トラを借りても持って帰れるかわからない。

施工も時間がかかりそうだし、寸法に合わせてカットしてもらわないといけないため、万が一寸法を間違えたら後々面倒くさそうです。

旭ファイバーグラス|リッジウェイ

会社の同僚が色々ネット検索して探してくれた屋根材です。

シングル屋根材と呼ばれる物で、特徴は軽くて施工しやすい!

リッジウェイ参考画像参考:https://sugimoto-roof.com/blog/503/

見た目もモダンでなかなかオシャレです。

他のブログさんを見ても、施工が簡単でDIY向きとのこと。

値段はガルバリウム鋼板よりも少し高くなりますが、一枚一枚が小さくて重量も軽く屋根の上にあげるのも楽そうなのでこのリッジウェイに決定しました!

リッジウェイの公式サイトはこちら

屋根を直すための材料をそろえる

さて、どんな屋根にするかも決まりましたので、次は実際にそろえなければいけないものをリストアップしていきます。

まず屋根の下地ですが、本当は今露出している部分の上にコンパネを貼りたかったのですが、予算がかさむのと、屋根の上に持ち上げるのが大変なのでナシ。

なるべく低コストで抑えますので、そのまま防水シートを貼ってその上にリッジウェイの屋根を貼ります。

で、今回用意するのは道具も含めて以下の通り。

屋根
リッジウェイAR(屋根材)20ケース(1ケース14枚入り)
ヒップアンドリッジ(棟部材)10枚
スターターシングル15枚
シングル釘25mm2箱
シングル釘50mm2箱
シングル用接着剤14本
防水シート
レギュラー(改質アスファルトルーフィング)2ロール
道具(家にないもの)
ハンマータッカー(防水シートをとめるため)1本
タッカーの針いっぱい
コーキングガン(シングル用接着剤用)2本
地下足袋(屋根の上での安心感が違う)3足
道具(家にあるもの)
2連はしご(屋根に登るため)1本
ハンマー(シングル釘を打つため)3本
カッター(リッジウエイや防水シートを切るため)3本
手袋(手のひらがゴムのやつ)3組

うちの屋根の広さは約42㎡ですので、それに合わせた材料です。

ちゃんと計算して買ったつもりだったのですが、最終的に「リッジウェイAR」3ケース余り、「スターターシングル」は2枚余り、「ヒップアンドリッジ」は数枚分足らなくなりました。

実際にやってみないとなかなかわからないですね。

あと、シングル用接着剤はついでにいろんな隙間を埋めてしまおうとかなり多めに買ってます。

買った場所は家から車で片道1時間ちょっとかかるホームセンター(近所のホームセンターにはリッジウエイが売ってなかった)。

自宅の軽自動車で買いに行ったのですが、リッジウェイARが20ケースで重量が600㎏越えだったため、軽自動車には過積載で1回では積み切れず、2往復。

買い物して運ぶだけで5時間以上もかかってしまいました。

ネットで買って届けてもらったほうが楽なのですが、値段が全然違うんです。

楽天で探すとリッジウェイARが1ケース1万円以上するのですが、ホームセンター(スーパービバホーム)はなんと1ケース3,500円くらい!

半額以下の値段だったので頑張って運びましたw

あと道具類で今回地味に役に立ったのが地下足袋と、ハンマータッカー。

どちらも会社の同僚のおすすめだったのですが、まず地下足袋。

靴底のグリップがいいのと、足の指がしっかり曲がるのが屋根の上でかなり安心感があります。

あとハンマータッカー。握って針を打っていく普通のタッカーと違って、叩くだけで針を打ち込んでいくことができて、なんだかちょっと楽しいw

そんなわけで材料と道具もそろったので、いよいよ屋根の修理開始です。

当日は会社の同僚2人も手伝いに来てくれて、自分も含めて3人で作業しました。

作業1日目:防水シートを貼る

まずはこの状態の屋根に防水シートを貼っていきます。

下地がむき出しの屋根

数ヶ所踏み抜いて穴が開いてますが、気にせず施工。

作業当日の次の日の天気が雨の予報だったため、なんとしても一日で防水シートを貼り終わるところまでははいきたいので、細かいことは気にせず進めます。

で買った防水シートはコレ↓


こちらも屋根材と一緒で、ホームセンターのほうが安くて大体ネットの半額。

運ぶのが重いですが、ホームセンターで買ったほうがお得です。

このシートを貼るのですが、このままでは重くて屋根まで上げられないので、まず家の前の道路で使う長さにカッターで切ってから上げました。

切った防水シートをまずは屋根の端っこに合わせてハンマータッカーで留めていきます。

一日目の作業は防水シートを貼るとこまでで、次の作業は数日後のため風などで飛ばされないように多めにタッカーの針を打ちました。

一枚目が貼り終わったら200mm程重ねて、屋根の頂点に向かってどんどん貼っていきます。

防水シートを貼っている途中

画像にはガムテープが貼ってありますが、これは防水シートを留めているいるわけではなく、踏んでいいところといけないところの目印です。

踏んじゃいけないところを踏むと屋根を踏み抜きますw

こんな感じで次々とシートを貼っていき、途中休憩も入れつつ約4時間ほどで1日目の作業完了!

防水シート貼り完了

綺麗に貼れたとは言い難いですが、とりあえず防水シートを貼り終わりました。

屋根に登って最初のほうは少し怖かったですがそれも段々慣れてきて、特に難しいところもなく意外と簡単にできましたね。

で、次の日はなかなかの大雨。

大丈夫かなぁと不安だったのですが、風に飛ばされることもなく、ほんのちょっとの雨漏りで済みました。

おそらく防水シートの横のつなぎ目から少しずつ水が入ってきたんだと思いますが、さらにこの上に屋根材を乗せるので、まぁ合格点です。

作業2日目:屋根材(リッジウェイ)を貼る

前回の作業から5日後、いよいよ屋根材を貼っていきます。

この屋根材の「リッジウェイ」ですが、結構柔らかい素材でできていて、一枚の重さは約1.7㎏。

結構軽いので屋根の上まで一枚づつ梯子で上げることができるのですが、枚数はかなり多く使うので運ぶ回数は増えます。

うち屋根は約42㎡なのですが230枚くらい使いました。

幸い隣のビルの階段とうちの屋根が隣接していたため、そこから受け渡しできたのでだいぶ楽することはできたのですが、梯子で屋根にあげるのは大変そうですね。

まずスターターシングルを貼る

さていよいよ屋根材を貼り付けていきましょう。

まず軒先に「スターターシングル」を貼るのですが、真ん中から折り曲げると半分に分割できて、2枚分になります。

スターターシングル

そして裏側にある黒い線のところに透明のビニールが貼ってあるのでそれを剥がすのですが、薄くて切れやすいので地味に面倒です。

スターターシングル貼り位置

軒先に「シングル用接着剤用」を端から端まで線のように塗って、スターターシングルを黒い点線があるほうを軒先に向けて置いていき、専用の「シングル釘25mm」4本で留めていきます。

スターターシングル貼りかけ

屋根の端っこはピッタリと収まらないと思うので、屋根に合わせてカッターで切り落としましょう。

スターターシングルを軒先の端から端まで貼り付けたら完了です。

リッジウェイARを貼る

スターターシングルを貼り終えたら、それに被せるように「リッジウェイAR」を貼り付けていきます。

リッジウェイAR貼り付けスタート

まずスターターシングルを留めているシングル釘の上に「シングル用接着剤用」を点付けします。

次に「リッジウェイAR」をスターターシングルに被せていくのですが、スターターシングルの繋ぎ目と、リッジウェイARの繋ぎ目が一緒にならないように、ますリッジウェイARをカッターで半分にカット。

これでスターターシングルの真ん中にリッジウェイARの繋ぎ目が来るようになります。

真ん中の白い線のところにシングル釘を2本打ってリッジウェイARを固定し一枚目は完了。

次に右側に2枚目を切らずに並べて釘4本で固定。

2枚目以降は切らずに並べていって、反対側の端っこで屋根に合わせてカットします。

軒先の1段目が終わったら、白い線が隠れるように2段目を貼っていくのですが、今度は半分にカットせずにそのまま。

1段目半分、2段目1枚、3段目半分、4段目1枚…と互い違いになるように重ねていきます。

リッジウェイ2段目

後はこれをひたすら繰り返して貼り付けていきます。

下の画像は反対側。

屋根反対側

下の画像は屋根の端っこの処理ですが、うちの屋根はなぜか角が90°じゃないみたいでこんな感じにしてしまいました(屋根に合わせてカットするのが面倒だったw)。

業者さんなら絶対こんな処理はしないでしょうが(本来はケラバという板金を端に取り付けるらしい)、お金も時間もないので今回はこれでOKとします!

端っこの処理

枚数をこなす度に作業にも慣れてきて、サクサク貼れるようになってきたのですが、周りが暗くなってきたので2日目作業はここで終了。

だいぶ終わりが見えてきました。

もうすぐ完成しそう

作業3日目:屋根貼り完成に向けて

さて、いよいよ屋根の修理も大詰めです。

前回の作業からまた数日空いてしまって、その間にまた台風がかすめたのですが、やっぱりちょっとだけ雨漏りしました。

まぁ、まだ屋根が完成していないので、仕方ないですね。

屋根めくれる

まずは屋根の頂点の部分まで前回同様にリッジウェイARを貼っていきます。

下の画像だと、頂点部分が隠れるところまでは貼ったのですが、このままだと右側の部分の白い線が最後に貼る「ヒップアンドリッチ」で隠れないので、さらにもう一枚重ねました。

頂点部分の処理

ヒップアンドリッチを貼る

いよいよ最後の仕上げ、頂点部分に「ヒップアンドリッジ」を貼っていきます。

本来であればこのヒップアンドの下に、屋根裏の温度・湿度を軽減する換気部材のリッジロールを貼るのですが、今回は使用していません。

隙間風も入る古い家なので、換気しなくても大丈夫だろうというお気楽な判断です。

下記の画像がヒップアンドリッジですね。

ヒップアンドリッジ貼り始め

ヒップアンドリッジは一枚を4分割して、それを半部づつ重ねてシングル釘で固定していきます。

ここで使うシングル釘は50mmの長いやつです。

ヒップアンドリッジの下にリッジウェイARが3枚重なっているため、短い25mmのシングル釘では届きません。

ここで問題が発生!

買ってきたヒップアンドリッジが足りません。

ちゃんと寸法を測って買ってきたつもりだったのですが、何かを勘違いしていたようです。

また買いに行くと本日中に作業が終わらなそうなので、余ったリッジウェイARをカットしてヒップアンドリッジの代わりに使うことにしました。

足らなくなったヒップアンドリッジの穴埋め

ヒップアンドリッジの列にカットしたリッジウェイARが混じってます。

こんな感じで足らない分をリッジウェイARで継ぎ足してヒップアンドリッジを貼り終わり、なんとか屋根を貼り終わりました。

ヒップアンドリッジ完了!

屋根を貼り終えて

屋根完成!

素人施工の割にはかなり綺麗にできて屋根だけ見れば新築のようです。

やり終えて「素人でも結構できるもんだなぁ」とちょっと感動しています。

もちろん今回手伝ってもらった会社の同僚2人の協力もあり、たった3日間とういう短期間でこんなに綺麗に施工できたわけですが(Iさん・Yさんホントにありがとう)、リッジウェイの施工のしやすさも大きかったと思います。

ですが、危険な高所作業ではあるので、屋根から落ちてケガをしたり、最悪命を落とすこともあるかもしれません。

今回念のため安全帯や命綱としてロープも購入しました。結局ロープを結べるところがどこにもなくて結局使わなかったのですが、もしご自分で作業される方は安全には十分気を付けてください。

お金に余裕があるなら絶対業者さんに頼んだほうがいいです。なるべく無理はしないようにしましょう。

金額的には大体20万円以内に収まりました。屋根材以外にも道具類の金額も含まれていますが、リッジウェイがホームセンターで定価の半額以下で買えたのが大きいですね。

 

さてその後の経過としては、この数日後に降った雨でも全く雨漏りすることなく、やっと落ち着いて暮らせる家に戻りました。

とりあえず雨漏りしなければOKという目標は達成!

ですがこの記事を書いてる時点でかなり大型の台風19号が接近中!さてさてどうなりますやら。

 

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