asobimo
アソビモ(ASOBIMO)がブロックチェーン技術を応用して、デジタルコンテンツの所有権を明確にして、二次流通プラットフォームを立ち上げるという取り組みをしています。

具体的には、
  • 読み終えた電子コミック
  • 遊び飽きたゲームのアイテム
  • 聞き飽きた音楽ファイル
などを個人間で売買することができるようになるとのこと。

今までデジタルコンテンツは基本的にお金を払って買った後は、いらなくなったらデータを消去するくらいしかありませんでした。

ところが、二次流通のプラットフォームがあれば「飽きたら売る」という、紙の本やCDでは当たり前にできていたことがデジタルコンテンツでも可能になります。

これって結構すごい事なんじゃないですかね?

ブロックチェーン技術がもたらす未来にちょっとワクワクする出来事です。

アソビモ(ASOBIMO)とは

asobimo2
アソビモは「アヴァベルオンライン」「イルーナ戦記オンライン」など、スマホ・PC向けMMORPGの開発・運営を行っている会社です。

「アヴァベルオンライン」は累計売り上げ200億円

「イルーナ戦記オンライン」は10年以上運営を続けている3D MMORPGです。

アソビモが開発したゲームの月間アクティブユーザー数は1,000万人を超えているそうで、これだけでもかなり実績のある会社だということが分かります。

この実績をもとに、現在稼動しているゲームでも使える「ASOBI COIN(アソビコイン)」という仮想通貨の発行、2次流通プラットフォーム「ASOBI MARKET(アソビマーケット)」の提供を進めています。

ASOBI COIN(アソビコイン)

asobimo3

ASOBI COIN(アソビコイン)とは

通貨名
ASOBI COIN
上限発行枚数 3億枚(プレセールで50%販売)
運営会社 アソビモ株式会社
公式サイト 公式サイトリンク
ホワイト
ペーパー
ホワイトペーパーリンク

すでにICOは終わってしまっていますが、日本発のプロジェクトとしてかなりの注目が集まっているようです。

ASOBI COIN(アソビコイン)が目指すのは「デジタルコンテンツのメルカリ」

どういうことかというと、この記事の冒頭でも書きましたが、デジタルコンテンツの中古売買です。

今まで「電子書籍」や「ダウンロードした音楽」などのデジタルコンテンツは、読み終えたり聞き飽きたりしても売ることができませんでした。

それらを買った時点で、そこで流通がストップしてたわけですね。

ASOBI COIN(アソビコイン)はその先の2次流通、つまり売ることができるようになるのです。

ここが今までになかったすごいところ!

デジタルコンテンツはデータですので劣化はしません。

紙の本ですと、読めば汚れたり折り目が付いたりと中古感が出ます。

CDでもパッケージが汚れたりするので同様ですね。

ですが、デジタルコンテンツであれば中古だとしても新品となんら変わりはありません。

デメリットは中古が出回るまで待たないといけないので、新品よりも手に入れられるのが遅くなるくらいでしょう。

発売されたらすぐに欲しい!ということでなければ、新品と同じものが中古で安く手に入れられるのはかなりうれしいですね。

売り手はいらなくなったものが売れる、買い手は新品より安く買える、これはどちらにもありがたいシステムです。
asobimo4

デジタルであることのデメリット

デジタルコンテンツは比較的簡単に、そして無限に「複製」ができます。

ですので電子書籍や音楽も、複製したものがインターネット上にたくさん出回っている状態です。

これは今までずっと問題になってきました。

しかしこの問題もASOBI COIN(アソビコイン)で解決しようとしています。

ブロックチェーン上の情報は事実上、改ざんができません。

デジタルコンテンツをブロックチェーン技術で管理することによって、所有権を明らかにし、複製を防いで流通させることがASOBI COIN(アソビコイン)の狙いです。

複製の技術に関してはあまり詳しくは無いのですが、これはなかなか難しい問題じゃないかと思います。

ASOBI COIN(アソビコイン)がここをどうクリアしていくかも期待が高まります。
asobimo5


ASOBI MARKET|2次流通プラットフォーム

ASOBI MARKETはこれまで紹介してきた中古売買のプラットホームです。

分かりやすく言うと、これがデジタルコンテンツのメルカリw
asobimo6
このASOBI MARKETで「電子書籍」「音楽」「ゲームアイテム」など、さまざまなデジタルコンテンツの中古売買が行われます。

この売買に使われる通貨がASOBI COIN(アソビコイン)。

ASOBI MARKETでASOBI COIN(アソビコイン)を使い、ユーザー間でデジタルコンテンツの取引をしていくことになります。

ASOBI MARKETで権利者への収益還元

ここが今回一番注目したところです。

どういうことかというと、例えばこれまではブックオフやアマゾンで中古の紙の本が売れたとしても、権利者(出版社や著者)には1円も入ってきませんでした。

なので本の権利者はどれだけ中古の本が売れても、プレミアが付いて高額で取引されても、まったく収入にはなってなかったんですね。

ところが、ASOBI MARKETはここを変えようとしている!

ブロックチェーンのスマートコントラクトを使い、中古で売買されたときも権利者に収益が還元されるという今までに無かったシステムを世に送り出そうとしています。

これが実現されると、中古市場で売買が行われるたびに権利者に収益が発生することになるのです。

例えば、中古マンガの電子書籍が200円で販売され場合、
  • 売主+100円
  • 出版社+70円
  • 著者+30円
となります。

これは一例ですので、実際にはどのような比率になるか分かりません。

ですが、小額でも作者に還元されるようになれば、廃盤になった作品でも権利収入を得ることができて、こんなにうれしいことはないはずです。

これは早く提供して欲しいシステムですね。
asobimo7

ASOBI COIN(アソビコイン)が描く、ブロックチェーン技術を使った1つの未来

この記事ではASOBI COIN(アソビコイン)がどのように使われ、どのような未来を作ろうとしているのか書いてみました。

現在、マンガは違法にコピーされ、インターネットで無料で閲覧されてしまい、作者や出版社は大きな打撃を受けています。

他のコンテンツでも同様でしょう。

このままですと作り手側は「人気はあっても儲からない仕事」になってしまい、制作のモチベーションは下がり、目指す人も減ってしまうかもしれません。

もちろんお金のためだけに作品を作っているわけではないと思いますが、いいものを作り、それが需要のあるもであれば、そこに正当な対価が発生するのは当たり前のことです。

ところが、パソコンやインターネットの技術が発達し、その正当な対価が発生しないということが少なからず起きているのが現状です。

ですがASOBI COIN(アソビコイン)によって、複製できない・中古売買でも権利収入が得られるとなれば、作り手側も「長く楽しめるいい作品」を作ろうという気持ちにつながるでしょう。

「いい作品」が作られれば、ユーザーはちゃんとお金を払って作品を楽しみたいと思いますし、楽しんだ後はそれを中古で売って、今度は別のいい作品にお金を払う……という作り手と買い手の良いサイクルが生まれます。

ただ、これは理想であって実際にうまくいくかどうかは分かりません。

でもそこを目指すASOBI COIN(アソビコイン)に今後も注目です。

気になる方は公式サイトを覗いてみてください。